海外キャッシングは本当にお得か徹底検証

本当に海外キャッシングはお得なのか?!(2018年)

 

いまやクレジットカードは、海外旅行に必須といっても過言ではないものとなっています。
海外旅行をする時にクレジットカードを持つことでメリットがたくさんあります。

  • ・旅行先の通貨に両替しなくてすむ。
  • ・身分証の代わりになる。
  • ・多額の現金を持ち歩かずにすむ。
  • ・紛失、盗難にあった場合でも保証がついている。
  • ・海外旅行保険がついている。
  • ・ラウンジ、現地の加盟店でサービスが受けられる。  
  • (カードの契約内容によっては該当しないものもあります)

海外旅行では現金かカードが必ず必要になります。カードで全ての支払いができれば楽ですが、現地の通貨でしか支払えないものもあるでしょう。
このとき、どのように日本円から現地の通貨に両替するかが大事になってきます。
為替レートは日々変動していますし、両替する際の手数料がかかるからです。
どこで両替すればいいのか?手数料を安く抑えられるのか?といった疑問が浮かんでくるはずです。
現地でどれだけの出費があるか予測しづらいですから、日本で両替して海外旅行に行くと現地の通貨が余ってしまい、帰国時に日本円に両替しなおさなければいけない、という事態も起こりえるでしょう。
現地で必要な分だけ日本円を現地の通貨に両替するにしても、

  • 言葉が伝わらない
  • 文字が読めない
  • 場所がわからない
  • 手数料がわからない
  • どこだとオトクに両替できるかがわからない

という問題に直面する可能性があると思います。

 

現地の通貨に両替する手段は数えきれないほどあります!
せっかくなら、なるべく余分な手数料はかけずに、面倒なく両替したいですよね??
ここでみなさんに両替方法の中の一つとして提案したいのが、

 

「クレジットカードのキャッシングを使った現地通貨の引き出し」です。

 

(キャッシングとは、クレジットカードに付帯しているキャッシング機能を使ってATMからお金を借りることです)
実は、海外キャッシングできるカードが一枚あるだけで簡単に旅行先のATMで現地の通貨を引き出すことができるのです
自分の旅行先で必要な分だけ現地の通貨をATMで引き出せたら便利だと思いませんか?
海外キャッシングが使えると、両替出来る場所を探すために時間がかかってしまうことや、現地で言葉が伝わらない、文字が読めない、現地の通貨が余ってしまうといったリスクを減らすことができます。
ATMはどこにでもありますし、必要な分だけ引き出せる、大金を持ち歩くリスクが減るなど、メリットはたくさんあります。
海外キャッシング可能なクレジットカードがあるだけで世界中の国で日本の金融機関から現地の通貨を借りることができます。
とはいえ、キャッシングですから少なからず利息はかかります。
キャッシングの利息<両替の手数料や、現地で起こりうるリスク
になった場合、「クレジットカードのキャッシングで現地の通貨を手に入れる事」が最良の両替方法になるはずです。
では、どの手段で両替することがオトクなのか?を詳しく比較していきたいと思います!

 

海外の通貨に両替する方法

現地の通貨に両替する方法は大きく分けて三つあります。
・日本で旅行先の通貨に両替する (銀行、郵便局、空港、金券ショップ、両替店)
・旅行先で現地の通貨に両替する (現地の空港、銀行、両替所、ホテル)
・旅行先でクレジットカードのキャッシングをして現地の通貨を引き出す (現地のATM)
まずはこれらの手段のメリット、デメリットを比べてみます。

 

日本で旅行先の通貨に両替する


「羽田空港」の画像検索結果

旅行先で現地の通貨に両替する

 

「bank」の画像検索結果

旅行先でクレジットカードのキャッシングをして現地の通貨を手にする

 

「海外 ATM」の画像検索結果
いかがでしょうか??
この三つの両替手段のメリット、デメリットをみると、大事なポイントが見えてきます。
手数料、両替にかかる手間と時間、犯罪にあうリスク(現地の治安)、旅行先の円の需要です。
このポイントを軸に考えると、「現地で現地の通貨に両替する」という手段は他の二つに比べてかなり劣ってしまうでしょう。
ただし、地域によっては現地で両替した方がオトクな場合もあります。

 

現地両替がオトクになるパターンとは?

・日本円が使えるか?(外貨両替を受け付けてくれるかどうか)
・円の需要がある国なのか?
・円とその国の通貨の国際的な信用力のパワーバランスはどうなっているか?
この三点によっては現地で両替するという選択もありです。
外貨両替をする時に大事になるのは、通貨間のパワーバランスとその国での円の需要です

 

例えば日本国内にドルを持った旅行者、ユーロを持った旅行者、聞いたこともない島国の怪しい通貨を持った旅行者がきたとします。
日本をエンジョイしたいのでしょう。彼らは自国の通貨を円に両替したがっています。
日本の銀行はドル、ユーロに関しては良いレートで両替してくれるでしょう。
怪しい通貨を持った人が来たらどうでしょう??
ドル、ユーロに比べてかなり悪いレートで両替するはずです。そもそも両替自体を受け付けてくれないかもしれません。

 

逆に日本から旅行に行きたい三人の冒険家がいたとします。
それぞれ、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカのはじっこにある国に向かうようです。
彼らは日本の銀行で両替して旅立つ予定です。
二人はすんなり良いレートで換金できました。これはいうまでもなくドルとユーロですね。
アフリカに行きたかった彼は換金のギャップに驚き悲しんでいます。ああ、悲しいですね。
これは日本円の国際的な信用力とアフリカのはじっこの国の通貨の信用力の差なのです。

 

これと同じ事が旅行先でも起こるわけです。
日本人観光客がある程度訪れる国で、為替のバランスが円の方が強い国だと、国内で両替するよりも現地で両替した方がレートがよくなります。
これは主に東南アジアの国々で起こりえます。
逆に、南米や西アジアでは日本円のレートはかなり悪く、取り扱ってくれないところもあります。
なぜこのようなことが起こるかというと、日本人観光客が少ないため、その国々にとって円を両替する機会が少ないからです。円の需要が少ないともいえるでしょう。円からその国の通貨に直接両替することが出来ないので、いったん円をドルに換えて現地の通貨に換えることになります。そのため、かかる手数料は膨大なものとなってしまいます。
現地両替がオトクな国は、ドル、ユーロ圏以外で日本人観光客が多く、円の需要が多い国です。
では、残った二つの手段の手数料や利息を具体的に比べてみていきます!!

 

国内での外貨両替と海外キャッシングはどちらが得か?

国内の外貨両替と海外ATMでのキャッシング、どちらがオトクかを比べるために、国内で外貨両替した場合にかかる手数料、為替レートを具体的に計算し、海外キャッシングをした際にかかる手数料、利息と比較していきます。
国内で外貨両替する場合、銀行や両替店、金券ショップによってレート、手数料が変わってきます。
クレジットカードで海外キャッシングする場合も、カードによってかかる利息、手数料が変わってくるでしょう。
両替したい通貨によっても違いがでてきます。
ここでは海外旅行に行く方が一番使う機会が多いであろうドルでみていきます。
まずは国内で円からドルに両替する場合、どこで両替するのが一番オトクなのか?から比較していきます!

 

国内で外貨両替するのに一番オトクな場所

様々な銀行や金券ショップ、両替店を回ったところ、とても意外な結果になりました!!
(2018年1月18日のレート)
今日のドル円のレートは111.1から111.5で推移しています。
では、銀行のレートから(1ドルあたり手数料込み)
三菱東京UFJ銀行 114.13
三井住友銀行 114.34  (ただし、外貨両替の窓口がある店舗では114.04)
みずほ銀行外貨両替窓口 113.98
東日本銀行  取り扱いなし
西武信用金庫 114.33
「銀行」の画像検索結果
この結果を見て言えることは
・外貨両替を行っていない銀行や店舗もある。
・同じ銀行でも、外貨両替専門の窓口がある店舗もあり、そちらの方がレートが良い。(オトクに両替できる)この外貨両替専門の窓口は、外国人観光客が多く訪れる場所、地域の店舗にある。
銀行で外貨両替する場合、大手の銀行で外貨両替専門の窓口がある店舗で両替するのがよいでしょう。
それでも、市場為替レートより2.5円から3円不利なレートがおおよその相場になっています。
続いて金券ショップ、両替店

大黒屋 113.34
チケットショップガリレオ(新宿)113
「大黒屋」の画像検索結果
?!!
あれ?すでに安くないですか??まさか銀行より金券ショップの方が安いとは・・・
チケットショップガリレオの方に話を聞いたところ、「新宿駅付近は外国人観光客が多いため、外貨両替できる場所が多いんです。当店は駅から少し離れている分レートを安くするんです。」とのことでした!!
なるほど・・・金券ショップは場所や店舗によってかなりレートが違いそうです。

 

エクスチェンジャーズ(新宿) 112.86

 

安い!両替店はかなり安いですね。
それでも市場為替レートプラス1.5円といったところ。
そしてついにきました!!
おそらく店舗での両替では一番安いレートであろうお店をみつけました!!

 

歌舞伎町  外貨両替mex

本日のレート   111.35 

 

えっ!?
さすがに目を疑いました。ほぼ市場レートと同じレートだったのです!!
手数料とかとらなくて大丈夫なんでしょうか?
もはや商売じゃなくてサービスレベルです。
さすがにここまでレートが良いお店を見つけるのは難しいと思います。

 

ドル両替の実質の手数料は銀行で2.5円から3.0円、金券ショップで2円、両替店は0.2円?から2円くらいが相場となっています。
ドルへの外貨両替のオトク度は銀行<金券ショップ<両替店となりました。
国内でのドルへの両替では市場レートプラス2円で十分オトクだといえるのではないでしょうか?

 

では、市場レートを100円、両替レートを102円として計算していきます。
旅行のために10万円をドルに両替したいとして、
100000÷102=980.39
だいたい980ドルになります。
手数料がないと1000ドルになるはずなので、だいたい20ドル分(2000円分)が実質の手数料となります。
この両替レートは両替する金額によらず同じ倍率です。
20万円両替するときは約4000円、5万円両替するときは約1000円。

 

クレジットカードで海外キャッシングした場合

クレジットカードで海外キャッシングする場合にかかってしまうコストは、ATMを利用するときにかかる手数料と返済するまでにかかる利息の二つです。
海外キャッシングができるクレジットカードを数社調べてみました。

 


手数料は少額の引き出し(約1万円以下)で108円、基本は216円、利率は年利18%というのがほとんどのクレジットカードの海外キャッシングにかかるコストです。
ここで注意点が2つあります。
・利息はキャッシングした次の日から返済する日まで日割りでかかってしまう。
・利用金額と請求金額が異なる場合がある。(カード会社が処理した日付の市場レートを基に計算するため)
特に、1番目に関しては返済日が遅くなると支払い額が増えてしまうので、繰上げ返済(早期返済)が可能なカード会社の利用をオススメします。
繰上げ返済が可能か否かで海外キャッシングが両替よりオトクかどうかも変わってくるからです。

 

例えば、10万円海外でキャッシングした場合、年率18パーセントとして、1日の利息は約50円です。
これを翌月の支払い日(40日後)に返済すると
50円×40日で利息は約2000円となりATM手数料216円を加えると約2200円。返済金額は102200円となります。
海外旅行から帰ってすぐに(5日後)繰上げ返済した場合
50円×5日で利息は約250円となりATM手数料216円を加えると約470円。返済金額は100470円となります。

 

同じ海外キャッシングを利用した場合でも、繰上げ返済によってこれだけ返済額に差が出てしまうのです!!
海外キャッシングのカードは、ATM手数料、利率にはそこまでの差はありません。とにかくこの繰上げ返済が可能かどうか?を基準に選ぶとよいでしょう。

 

国内で10万円分ドルに外貨両替した場合             かかる金額約102000円
海外キャッシングで10万円分ドルを借りた場合 (40日後に返済) かかる金額約102200円
海外キャッシングで10万円分ドルを借りた場合 (5日後に返済)  かかる金額約100470円

 

結論としては、ドルに両替したい場合
繰上げ返済ができないカードしか持っていない場合 ⇒ 国内で外貨両替した方が若干オトク
繰上げ返済が可能なカードを持っている場合    ⇒ 海外キャッシングをした方が圧倒的にオトク!!
ということがいえそうです。

 

ドル以外の通貨はどうなの??

ここまでは、一番両替する機会の多いドルの話をしてきましたが、他の通貨はどの手段で外貨両替するとオトクになるでしょうか??
これは実はとても簡単に比較することができます!!
まず、海外キャッシングでかかるコストはドルと変わりません
通貨によって利率や、ATM手数料は変わらないからです。(一部の国や地域でATM手数料が100円程上下するようです)
なので先ほどの数値がほぼそのまま使えます。
とある国の通貨を10万円分キャッシングしたい場合 ⇒ 40日後の返済で102200円、5日後の返済で100470円
となります。
一方、10万円分の通貨を日本で外貨両替する場合はどうでしょうか?
これは通貨によって大きく変わってきます
先ほども書きましたが、外貨両替の際にかかる手数料というのは、その二国間の通貨の需要と信用力の差に相関します
円に対しての信用力は、ドル>ユーロ>ポンド>その他の通貨の順です。
つまり、世界の基軸通貨であるドルよりも良いレートで外貨両替できる通貨はありません。
ドルの場合は、1ドルの両替にかかる手数料は2円くらいで好レートでした。1ユーロの場合、4円から6円、1ポンドの場合10円から12円が銀行、空港、金券ショップの実質手数料となっています。
世界的に信用力と需要があるユーロ、ポンドでもこれだけ手数料がかかってしまいます。通貨によって差がありますが、その他の通貨は最低10%は手数料がかかってしまいます。
10万円分のとある国の通貨を日本で外貨両替したい場合  ⇒  かかる金額110000円 (手数料10%で計算)
ドル以外の通貨だと繰上げ返済ができない海外のキャッシングでも、かなりオトクになることがわかりますね!!

 

まとめると

 

 

まとめ

・どんな国に旅行に行く場合でも、繰上げ返済ができるカードがあれば海外キャッシングが最強の手段!!
・繰上げ返済できないなカードだと、ドル、ユーロ圏内の国に旅行に行く場合は、日本で両替していくのも手段としてアリ。
・ドル、ユーロの現地両替は損。
・繰上げ返済できないカードでも、その他の国に行く場合は海外キャッシングがかなりオトク!
・その他の国に行く場合、海外キャッシングできないなら現地で両替した方がオトクなパターンもある。

 

海外キャッシングできない方は、ドル、ユーロ圏内であれば日本で両替して海外に行くと良いでしょう。
その他の国であれば、現地で両替した方がオトクなパターンもあります。円の需要がある国なのかを確認して判断しましょう。
海外キャッシングができる方、キャッシングなら、言葉の壁、治安の問題、両替にかかる手間と時間、全てを解決できます!
かかるコストも他の二つの手段に比べて遥かに安いです。ぜひキャッシングを活用しましょう。
海外キャッシング可能なカードを持っていると、世界中どこへ行っても両替で困ることはないはずです。

 

海外旅行をする時には海外キャッシングが使えるカードを用意すべし!!といえるでしょう。

 

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